浜松でホルモンなら「市楽」でしょ〜〜
僕はおいしいホルモンしか食べられない。
なぜかって?
小さい頃、父親に無理やり食べさせられたホルモンが不味すぎたからだ。
いくら噛んでも噛みきれない。肉を食べたはずなのに、ガムの噛んでいる感覚だったのを今でも覚えている。
それ以来ホルモンは避けていたのだが……
ある日、お世話になっている自動車屋の社長Sさんに誘われて、「市楽」さんへ行くことになってしまったのだ。
ホルモンを食べに行こうと言われ、「いや、僕ホルモン食べれません」と伝えたのだが、
「おいしいホルモン食べたことないんだろ?」と返され、あっさり日程が決まった。
ちょっと憂鬱にもなりながら、ホルモン以外の肉食べればいいやと当日を迎えた僕はカルビやタンを食べ進めた。安定に美味しかった。
そしてその時はやってきた。「お待たせしました〜、ホルモンです〜」の声とともにやつらは僕らのテーブルにやってきた。
Sさんはソッコーで焼き始め、瞬く間に僕の取り皿に到着した。
脂がテリテリのボディ、ビジュアルは悪くなかった。
程よく焼き目が付き、湯気とともに嗅覚をぶち抜いてくる芳しい香りも悪くなかった。
口では「いゃ〜ホルモンはねぇ〜」とか若干拒否しつつも、この時点で既に心は持ってかれていたと思う。
そして、いざ実食。
ゲキ旨ゲキ甘の脂は舌で撫でただけで溶けて無くなっていき、食感として残った皮の部分も気づいた時には胃袋に到着し切っていた。
完敗だった。食べた後「やっぱりホルモンは苦手ですね〜」とか言うつもりでいた。
そんな計画は一瞬で打ち砕かれた。いい意味で。
それからというもの、ホルモンを食べたくなったら僕は「市楽」さんに行っている。
6月も2回お世話になった。いつ行っても絶品ホルモンを提供してくれる「市楽」さんには感謝しかない。
もし私みたいにホルモンが苦手な方おりましたら、本当においしいホルモンを食べて見てください。
そして静岡県浜松市の近隣の方、ホルモンなら「市楽」を訪れましょう。
その期待が裏切られることは決してないからです。
以上、失礼致します。